KAFE9 - KAAT

ARTIST

Dance Community Forum #5
We dance 横浜 2012

2012.09.22 (SAT)・23 (SUN)
@中スタジオ・小スタジオ

14:00 - 21:00
受付・開場:13:30

TIME TABLE へ

見れば見るだけわかる、いまの“ダンス”のこと。

これまで350人を越えるアーティストが参加し、いまあるダンス状況に揺さぶりをかけ続けるプロジェクト、 「We dance」。5回目を迎える今回は、白神ももこのディレクションで、1980年代生まれの若手振付家の新プロジェクト「nottDance」が始動。それぞれの視点でダンスを発明してきたアーティストが、初の共同作業や新たな手法による創作・上演やトークなどを通じて多様な方法でダンスを試行/思考する現場にぜひお立ち会いください!

参加アーティスト
白神ももこディレクション[井上大輔、神里雄大、旅居(鳴海康平+阿竹花子)、村本すみれ]/黒沢美香/池浦さだ夢

上演プログラム

09.22(SAT)

nottDance:白神ももこディレクション

不本意な事態が生じるのが世の常ならば、コンテンポラリーダンスなんて、不本意のかたまりだ!けれど、その不本意な瞬間や出会いこそが新たな可能性と社会というものの面白さでもあるわけで、今回独断と大いなる偏見で、不本意そうな人々を不本意そうな組合せでプログラムしてみました。そこから生まれる小さな不本意たちがダンスのためになるならば、これこそわたくしの本意であります。
―白神ももこ(振付家・演出家・ダンサー/モモンガ・コンプレックス主宰、nottDance代表)

『井上大輔の果敢なる挑戦 ソロダンス〈百年の身体〉
シリーズ リ・クリエーションズ』
@小スタジオ/14:00-15:30/1,500円
井上大輔ソロ編/斎藤栗子ソロ編/トリオ編
振付・出演:井上大輔、斎藤栗子、他
鳴海康平×阿竹花子『旅居 vol.03』
@中スタジオ/16:30-17:10/1,500円
構成・演出:鳴海康平(第七劇場 主宰)
振付:阿竹花子/出演:阿竹花子、舞台美術男子
神里雄大『杏奈(俺)』
@中スタジオ/18:00-18:40/1,500円
振付・演出:神里雄大(岡崎藝術座 主宰)
出演:入手杏奈
村本すみれ『不本意ラウラ』
@中スタジオ/19:30-20:10/1,500円
演出・振付・音楽:村本すみれ(MOKK代表)
出演:夏目慎也、細身慎之介、たかぎまゆ、他
トーク:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎 主宰)×白神ももこ
@小スタジオ 15:30/@中スタジオ 20:20
チケット提示で入場無料

「井上大輔」
大学時代からダンスを始め、伊藤キム主宰「輝く未来」を経て、ソロ及び「21世紀ゲバゲバ舞踊団」を立ち上げ活動している井上大輔。自身の振付演出によるソロダンス「百年の身体」シリーズを他ダンサーが踊るという他者からの目線を入れることで新作として再構築。ソロダンスという私的な身体言語を、他者との交換により新たな言葉として放つ。これは日常的には当然の行為として行われながら、しかし極めて果敢なる挑戦。

「旅居」
ダンサーの阿竹花子と第七劇場主宰・演出家の鳴海康平によるダンスユニット「旅居」。演劇的なコンセプトメイクでダンサーの身体すら透明になりうる空間を製作。本作では、2012年3月モモンガ・コンプレックス公演「ご多分にもれず、ふつう。」に登場した人間舞台美術の人々=〈舞台美術男子〉とともに、「そうなってしまった」と「そうじゃなかったかもしれない」とのぼんやりした境界線を探しに出かけてみる。

「杏奈(俺)」
岡崎藝術座主宰・演出家の神里雄大が、2012年5月、ベルリンビエンナーレでヨーロッパ最大の(日本でもこれからそうなるであろう)トピックのひとつである移民についての議論をし、ブリュッセルで実際に移民にiPhoneを強奪され、移民輸出国であるモロッコでアラブ人たちの人情に触れた経験をもとに、一度しか会ったことのない、「まことクラヴ」やソロで活動するダンサーの入手安奈と、他人についてのダンス作品をつくります。

「不本意ラウラ」
“劇場機構にとどまらない空間からの発信”を軸としたダンスプロジェクト「MOKK」代表・振付家、村本すみれ。本作は、2010年に東京キリストの教会で初演した「LAURA」をモチーフに、異なるタイプのダンサーや俳優を用いてリクリエイト。初演では24名が出演、2011年ソウル国際振付フェスティバルでは12名に縮小し上演を重ねてきた作品。今回初めて出演者を自分で選ばないという“不本意”も楽しみの一つ。

09.23(SUN)

黒沢美香 『lonely woman 』
@中スタジオ 14:00-16:00 2,500円
黒沢美香の伝説のダンスプロジェクト「偶然の果実」(90年-02年)の中で生まれ、第1回バニョレ振付コンクールで日本国内最優秀賞を受賞し渡仏するも、即興性の強さゆえにフェスから上演を拒否された演目。多分野のアーティストが「立った場所を動かないで踊る」。
「スクール・オブ・ダンス」の記録
@小スタジオ 16:30-18:30 500円
6人の振付家(伊藤千枝・黒沢美香・黒田育世・東野祥子・Co.山田うん・矢内原美邦)が横浜市内の小学校でダンスの授業を行う「スクール・オブ・ダンス」。その記録をもとにアート教育の手法やその可能性に迫るトークセッション。
池浦さだ夢 『Dis/Respect for you』
@中スタジオ 19:00-20:30 1,500円
※ゲスト出演:きたまり
様々なポップカルチャーの知識を確信犯的に悪用し、唯一無二のダンスパフォーマンスを繰り広げる「男肉duSoleil」団長の池浦さだ夢。ダンス×ラップ、身体性×批評性のバトルライブを目論む。(一般参加プログラム)

「lonely woman」
黒沢美香の伝説のダンスプロジェクト「偶然の果実」(1990-2002)の中で生まれ、第1回バニョレ振付コンクールで日本国内最優秀賞を受賞。日本代表として渡仏するも、即興性の強さゆえにフェスティバルから上演を拒否された演目。”立ったその場所を動いてはならない”というルールひとつで、3人のダンサーが交代で、横一列で30分間のダンスを行う。参加者は音楽家、美術家、詩人など多分野に及び、それぞれの方法でダンスをつくりあげる。

「スクール・オブ・ダンス」の記録
本年6月から半年間にわたり、横浜市内の6つの小学校に6人の振付家が出向き、子どもたちとダンスの授業を実施する「スクール・オブ・ダンス」。ダンサーであり、教育現場でも活動しているレポーター達が、授業の様子を取材。途中経過の報告をもとに、映像記録を交えながら、アート教育の多様な手法やその可能性に迫るトークセッション。

「Dis/Respect for you」
J-POP、ヒップホップ、レゲエ、漫画、アニメ、ゲームなど様々なポップカルチャーの知識を確信犯的に悪用し、唯一無二のダンスパフォーマンスを繰り広げる「男肉duSoleil」の団長の池浦さだ夢。ダンス×ラップ、身体性×批評性のバトルを目論み、ダンサーを募集する。「YouTubeでもUstreamでもブログでもニコ動でも何でもいい。あんたらのダンスに俺がラップでアンサーだ。最終決戦はKAATで。」

プロデューサー:岡崎松恵/制作:伊藤史織/舞台監督:三津久/照明:三浦あさ子/音響:小早川保隆/ウェブデザイン:加藤和也/記録映像:藤井光/記録写真:森日出夫/主催:「We dance 横浜2012」実行委員会(NPO法人Offsite Dance Project & nottDance)、KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)、NPO法人ドリフターズ・インターナショナル/助成:公益財団法人セゾン文化財団、アーツコミッション・ヨコハマ(先駆的芸術活動支援助成)/後援:横浜アーツフェスティバル実行委員会/特別協力:急な坂スタジオ

2012.09.21

手塚夏子さん、多田淳之介さんからのWe danceへのレコメンドコメントUP

[手塚夏子/ダンサー/振付家]
最初にlonly womenで舞台に立った時のことを今でも鮮明に覚えている。何もしないで立っていることが許される時間が、こんなに喜びをもたらしてくれるとは考えもしなかった。舞台の上で本物の経験をする至福の時。体が、別の次元に開かれる瞬間を身じろぎもせず感じ入る。また、次のlonly womenでは、美香さんとの交代であまりにも深く甘美な沼で溺れそうになった。何度も、そこから自分の人生とダンスに貴重な息吹を吹き込まれた。丸腰の人々が体を開いて立っている舞台では、そこに立ち会う人々にとって想像を絶する深い谷や切り立った崖を行くような経験が待っているだろう。


[多田淳之介/東京デスロック主宰・演出家]
『We dance』って、“ダンス×演劇”“演劇×ダンス”みたいな?いやいや、今じゃそんなのあたり前。そもそもダンスと演劇ってそんなに異ジャンル?ダンサーの身体と演出家の脳みそを持つ両性具有白神ももこの『We dance』は、あたり前に“ダンス=演劇”まで行っちゃうんじゃないか?異種格闘技?異色の組み合わせ?そんなこと言ってると置いてかれちゃう、ダンスだとか演劇だとかもはや考える必要ない、そんな進行形の未来が観られるのが『We dance』でしょ。

2012.09.21

We dance 横浜 2012 参加者からコメントUP

『井上大輔の果敢なる挑戦 ソロダンス〈百年の身体〉シリーズ リ・クリエーションズ』
「井上大輔ソロ×斉藤栗子ソロのデュオ編」と「斉藤栗子×武田幹也×山下残のトリオ編」の2作品の上演となります。
チラシの表記と若干異なりますがやることは変わりません。今回のダンスの発端は私が発表してきたソロダンスです。ですからデュオでもトリオでもそれぞれのソロダンスとして製作しています。ダンサーは踊り手でありながら創り手でもあるということを、3人のほぼ初めましてのダンサー達から日々学んでおります。そういう身体に芯をもった作品になりそうです。


『旅居 vol.03』
「旅居 vol.03」は、白神ももこリコメンドの舞台美術男子とコラボレーション。男子たちの自由な発想を楽しめば楽しむほど、何か大切なものを見失うアメージングワールド。でもそれに気がつくのはほんの少し。さらにアメーズ。Let’s enjoy and lost!


『杏奈(俺)』
杏奈と同化することで「俺」になれると思っている俺と、そんなことを考えもしないしそんなことを聞きたいとも思っていない杏奈。執拗につけ回す俺に次第に杏奈は追い詰められていく…。という自分と他人をめぐる作品です。


『不本意ラウラ』
「不本意ラウラ」は10人の役者とダンサー混合の出演者による群舞作品です。「LAURA」というMOKK作品をベースにしていて、鳥の群のように羽ばたき、歌声を響かせ、足を踏み鳴らし、倒れて走って、全力で叫んでいます。どうぞお見逃しなく!


「スクール・オブ・ダンス」の記録
本年6月から、6人の振付家が小学校でダンスの授業をしています。参加している子どもたちは、合計470人!ダンサーかつ教育現場でも活動する3名が、全授業を取材。観察を通して、6人6様の手法と、体験する子どもたちのリアルな反応が見えてきました。現時点での中間報告と、ダンス教育の可能性についてトークします。

2012.09.21

We dance 横浜 2012「nottDance」のディレクター白神ももこ コメント

we dance、9月22日のnottDanceでディレクションを今回担当している白神です。
昨日は会場になる、KAATの中スタジオで全体のスタッフ見せが行われました。全体を観るのも私自身、ほぼ初めて。
自分のまいた種がいろんな形をして出てきていて、感謝。今回のテーマが「不本意」ということで、無茶ぶりな面も多々あるため、みんな悩んでいる模様。しかし、さすがしっかり作品になりつつあります。普段、あまりショーケースではなく一本作品を作っている方々が多いので、まさに、この状況が不本意であるよな、と思いつつ、私自身もこういう状況は得意分野ではなかったものの、面白くなりつつあります!

井上大輔は、なにやらこちらにはわからない言葉でダンサーたちともくもくと作業していたし、旅居チームはど
んどん舞台美術男子を煽っていく鳴海さんのおかげで、モモンガ・コンプレックスで登場した舞台美術男子たちが思わぬ成長をとげており、阿竹さんはそんなことお構いなしにクールに踊り続け、入手杏奈はスタッフ見せでも全力で踊って全力で悩み、相変わらず神里はあやしく思考、姉御肌の村本すみれチームは男性5名、女性5名の群舞なので人数が多いしみんなバラバラなのにもかかわらずものすごい団結力を見せていました。たのしそう。

KAAT広くてその広さに体がびっくりしてましたが、22日までにまだまだ変化していく模様。非常に楽しみです。

帰りに、制作の伊藤さんに「今日、白神さんが一番不本意だったんじゃないですか?」と言われ、初めて、ああ、もしかしたらそうかもしれないなーとまたいろいろぼんやり考えたわけです。
というわけで長くなりましたが、22日ぜひ観に来てくださいね!!

2012.09.10

We dance 創作レポート

We danceによる創作レポートをまとめました。
ダンス界の若手アーティストたちによる投稿です。
みんなで創り上げていく様子など、創作レポートからも
「いまの“ダンス”のこと」がわかります。

We dance 創作レポート① 阿竹花子

We dance 創作レポート② 井上大輔

We dance 創作レポート③ 神里雄大

We dance 創作レポート④ 村本すみれ

2012.09.01

KAFE9トレイラーUP

KAFE9のトレイラーが完成しました。9つの演目全てをご紹介しています。KAFE9の雰囲気がお伝えできればと思います。いよいよ開幕!ご期待ください。
是非チェックしてみてください☆

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